dアニメストア for Prime Videoと元祖の違い
amazon版のdアニメストア。その名もdアニメストア for Prime Video（ディーアニメストア フォー プライムビデオ）。
Amazonプライム会員の方なら一度は目にしたことがあるかもしれません！
そんな時、あなたも「dアニメストア for Prime Videoは、dアニメストア（元祖）と何が違うのか？」と疑問をお持ちになったのではないでしょうか？
そこでこちらでは、Amazon版のdアニメストア for Prime Videoと元祖dアニメストアの違いについてわかりやすく解説したいと思いますので、参考までにご覧頂ければと思います。
- すでにAmazonプライム会員なのか
- 配信作品で決めるかどうか
- テレビで視聴するかどうか
- 多人数で利用するかどうか
- 出先で利用するかどうか
①運営会社と仕組みの違い
以下よりAmazon版のdアニメストア→「dアニメストア for Prime Video」。直接登録の元祖dアニメストア→「元祖dアニメストア」と記載。
運営会社
| 元祖dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
| ＮＴＴドコモ | Ａｍａｚｏｎ |
| 提供元 | サービス請負 |
元祖dアニメストアは、2012年5月にNTTドコモがアニメに特化した定額見放題の動画配信サービスを提供しようと始まったそうです。
対してdアニメストア for Prime Videoは、大手通販サイトのAmazonが提供するサービス。
dアニメストア for Prime Videoは、Amazonでも見れるようにしようとAmazonがドコモからサービス利用の権限を借りているようなイメージです！
サービス名が同じだとユーザーにわかりにくいので、Amazon版のdアニメストアをプライムビデオにちなんで→dアニメストア for Prime Videoとなっております。
利用するアカウント
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
| dアカウント | Amazonアカウント |
運営会社が違うので、利用するアカウントも異なります。
アカウントとは、ネットサービスを利用するための鍵のようなもの。基本的にアドレスとパスワードで管理されており、その二つを打ち込むことで個人を識別します。
元祖dアニメストアはドコモが運営しているのでdアカウントの利用となります。
dアカウントは、dアニメストア以外にもドコモの運営するサービスで利用することが可能です。dアニメストアの登録時に同時発行できるので、他のサイトでわざわざ作るということはありません。
独立したサービスと有料チャンネルの一つ
元祖dアニメストアは、サービス自体が単体で存在しております。dアニメストアという動画配信のためだけの独立した有料サービスとなります。
反対にdアニメストア for Prime Videoは、Amazonのサービス内にある「Amazonプライム特典のうちのプライムビデオ」→「プライムビデオ内の有料チャンネルのうちの1つ」
少しややこしいかもしれませんが、図を見て頂ければわかるかと思います。
有料チャンネルと言いましたが、Amazonプライムビデオ内には、dアニメストア for Prime Video以外にも約40近くのチャンネルが存在します。
有名どころで言えば、スターチャンネルEX、ニコロデオン、J SPORTS、BBCワールドニュースといった地上波で見れない、WOWOWなどのBS、CS放送があります。
つまり、プライム会員でなければdアニメストア for Prime Videoに登録自体できないというわけです。
dアニメストア for Prime Videoの場合、プライム会員であることが必須です。
②サービス内容の違い
続いてはサービス内容の違いについて解説したいと思います。
作品数
2020年2月調べ
- 元祖dアニメストア→3000作品以上
- dアニメストア for Prime Video→1900作品ほど
配信されている作品数に関して言えば、元祖dアニメストアの方が1.5倍近く多い結果となっております。サービスの提供元なので当然と言えば当然ですね。
よく、他の動画配信サービスの比較で作品数が挙げられることがありますが、実際には自身の見たい作品があるかどうかなので、作品数が多かろうと少なかろうと一定以上あれば特に問題ではありません。
しかし、今回の場合には同じコンテンツ内容の2社の比較なので、単純に作品数が少ないというのはdアニメストア for Prime Videoの方が劣っていると言えます。
作品数は元祖dアニメストアの方が多いです。
画質
どちらもSDとHDに対応しているので、引き分けと言いたいところですが、どうやらdアニメストア for Prime Videoの方がHD対応作品が多いようです。
また、dアニメストア for Prime Videoの方は一部の作品のみですがフルHD再生ができるようです。
ただし、アニメの画質という観点からそれほど気にならない方も多いかもしれませんね。また、スマホなどの小さい画面で見る際は画質の良さは気にしないで大丈夫です。
しかし、画質にこだわりがありテレビなどの大画面で視聴する場合には、やはりdアニメストア for Prime Videoの方は優位と言えます。
テレビの大画面で見る場合には、dアニメストア for Prime Videoの方が向いている
スマホだと気にする必要なし。
対応デバイス
どちらもスマホ、PC、タブレットに対応しております。後の対応機器に若干の違いあります。
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
|
Fire TV/Fire TV Stick |
Fire TV/Fire TV Stick |
覚えておくべきはFire TV/Fire TV StickとChromecast。どちらも5000円ほどで購入でき、テレビ画面に差すだけでテレビ視聴ができるという優れもの。どちらも対応しているので問題ないでしょう。
Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属
違いとして最も注目すべきは、プレステなどのゲーム機器です。dアニメストア for Prime Videoの場合は、このゲーム機による動画視聴が可能です。
先ほど言った画質といい、テレビ画面で見る場合においてdアニメストア for Prime Videoの方が優れていると言えます。
dアニメストア for Prime Videoの場合だとゲーム機での視聴もできる
③機能面の違い
続いては機能面の違いについて解説します。
同時視聴
同時視聴とは、例えばお父さんがリビングでPCを利用して動画を見ている同時刻に、娘が部屋でスマホを利用して動画を見ることです。
この場合、同時視聴可能台数が2台となります。
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
| 不可 | 3台まで |
元祖dアニメストアでは同時視聴ができません！！
一人身の場合と、家族がいても同じ時間帯に見ないという場合には関係ありませんが、共有してみる場合にはdアニメストア for Prime Videoの方が良いでしょう。
家族、同居人と同じ時間帯に利用するならdアニメストア for Prime Videoの方が有利
.>>30日間無料！dアニメストア for Prime Videoの登録画面
ダウンロード機能
どちらもダウンロード機能も搭載されているので、見たい作品をダウンロードをすればインターネットがない環境でもオフライン再生が可能です。
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
| 無制限 | 25本まで |
dアニメストア for Prime Videoの場合には、ダウンロード数に上限があります。25本もダウンロードするかどうかは微妙なところですが。。。
インターネット環境のない場面で利用する頻度が高い場合は、元祖dアニメストアの方が優秀です。
④料金・支払い方法の違い
「運営会社と仕組みなんてどうでもいい」と思われたかもしれませんが、実はこれが料金の仕組みと関わってきます。
以下より料金について解説したいと思います。
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
| 月額440円（税込） |
月額440円（税込） |
| 無料期間31日 | 無料期間30日 |
月額料金に関しては、どちらとも同じ値段設定となります。ですが、dアニメストア for Prime VideoはAmazonプライム会員限定のサービス。
つまり、別途Amazonプライム会費がかかってきます。Amazonプライム会費は、2020年時点で月払いで500円（税込）。
すでにプライム会員でdアニメストア for Prime Videoを検討している方には関係ありませんが、プライム会員自体も新規の場合には440円+500円かかるということをお忘れなく。
無料期間と請求日
上記の表に記載したとおり、元祖dアニメストアの場合は無料期間が31日間。dアニメストア for Prime Videoの場合には、30日間の無料体験があります。
31日と30日なので特別に差があるわけではありません。どちらも無料期間中に解約すれば実質負担0円で利用する可能です！！
どちらも期間中に解約手続きを済ませなかった場合には、自動更新で有料会員へ移行します。以降は毎月の決めれた日が請求日となります。更新日前に解約することで次回以降の料金を止めることができます。
請求日（更新日）
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
| 初回は無料体験後 | 初回は無料体験後 |
| 以降毎月1日 | 以降も無料体験終了日の日付がそのまま請求日となる |
どちらも無料体験終了日（有料会員へ移行する日）に料金が発生します。
dアニメストア for Prime Videoの場合には、無料体験終了日がその日付が毎月の支払い日となるので、わかりやすいかと思います。
dアニメストアの場合には、登録タイミング次第で初回だけ損をする可能性があります→登録・解約の違い
- どちらも無料期間内に解約すればタダで利用可能
- Amazon版だと登録と解約のタイミングを気にする必要なし
- 元祖の方は、登録タイミング次第で初回に損する場合がある
元祖の解約についてはこちら→dアニメストアの解約方法を画像解説！Amazonでの解約方法も！
Amazonの解約についてはこちら→dアニメストア for Prime Videoの解約・退会手順！3クリックで簡単♪
支払い方法
支払い方法は以下のようになります。
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Videoの |
|---|---|
| クレジットカード | クレジットカード |
| ※一部デビットカード | デビットカード |
| ドコモ払い |
※利用できるデビットカードはかなり少ないです。
ショッピングで利用できるからといって、Amazonギフト券のご利用はできません。また、プライム会員では登録できるキャリア決済もdアニメストア for Prime Videoでは利用できないので注意が必要です！
ほとんどのデビットカードが利用できるという点で、支払い方法に関してはdアニメストア for Prime Videoの方が便利と言えます。
ドコモ以外だと大抵のデビットカードに対応しているAmazon版の方が有利
⑤登録・解約の違い
どちらも支払い情報、メールアドレスさえ用意できれば登録自体は簡単なので問題ないでしょう。
ただし、dアニメストア for Prime Videoの場合でAmazonプライム会員にすらなっていない場合には、プライム会員の登録+dアニメストア for Prime Videoの登録と二手間かかります。
また、新規の場合でもAmazonプライム会員の無料体験+dアニメストア for Prime Videoの無料体験というやり方もあります。どちらも30日間あるので両方解約すればタダで利用できます。
解約後の視聴
| dアニメストア | dアニメストア for Prime Video |
|---|---|
| 視聴できない | 視聴可能 |
dアニメストア for Prime Videoの場合だと、解約手続き自体が自動更新のストップという位置付け（解約予約）のため、解約後も次回更新日までは動画の視聴ができます。
これは究極の話、無料体験のひと月分だけ利用したい場合には登録後、即解約で確実に0円で利用できるということです。解約のし忘れを未然に防げるので便利です。
一方、dアニメストアの方は解約後は即サービスの利用が停止するので解約するタイミングが重要です。
Amazon版だと解約後も更新日まで動画の視聴ができる
登録と解約のタイミングが重要
dアニメストア for Prime Videoの場合には、有料会員への移行日（無料体験終了日）がそのまま毎月の更新日となるのでわかりやすいかと思います。
例）1月14日に無料登録→2月15日に初回料金発生→次回3月15日・・時価4月15日・・・次回5月15日
一方で元祖dアニメストアの方はというと登録も解約もタイミングが非常に大切になってきます。
請求日の解説の際にお話したように元祖dアニメストアの場合、「初回の請求は有料会員移行時」、「以降毎月1日」となっております。
つまり、有料会員になるタイミングが月末に近い日付の場合には、一回目の支払いで損をしてしまいます。
例）1月25日に有料会員へ（1月分の440円を支払う）→2月1日（2月分の440円を支払う）
1月は25日～31日までのたったの7日しか利用していないのに、定額料金440円を支払うハメにあるというわけです。
無料期間が31日とキリが良いので単純に月初めに登録を行うのも良いですが、おススメは一度登録後に無料体験中に解約、月初めに再登録という方法です。見たい時に見るのが一番ですからね。
dアニメストア for Prime Videoの場合だと、自動更新を止める手続きなので、解約を思い立ったら即行えばOK♪
元祖dアニメストアの場合だと、上記でいったように解約後に動画の視聴ができなくなります。
すでに見たい作品がない場合には関係ありませんが、もったいない、ギリギリまで視聴したいという場合には、毎月1日請求なので月末ギリギリに解約するのがベストでしょう。
- 元祖で月末に登録した場合は、無料期間中に一度解約。初月になったタイミングで再登録する方がお得
- お得に解約するなら月末ギリギリに解約するのが良い
まとめ おすすめはどっち？
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ここまでをまとめると
元祖dアニメストアのメリット
dアニメストア for Prime Videoより作品数が1.5倍近く多い
ダウンロード無制限のため、オフラインで見ることが多い場合には適している
ドコモならドコモ払いが可能
dアニメストア for Prime Videoのメリット
ゲーム機に対応している
画質が多少良く、同時視聴ができるので多人数、テレビ向き
クレカがない場合でもデビットカードが対応している
登録と解約のタイミングを考える必要がない
ここまでを見るとdアニメストア for Prime Videoの方がメリットが多いように感じます。
しかし、作品数が少ないのがかなりのデメリットと言えます。今後の配信されるであろう作品のことも考慮すれば、提供元である元祖の方が優位だと想像できます。
そういった意味で、ストレスなく利用するのならやはり元祖dアニメストアをおすすめします。
ただし、以下に該当する場合のみdアニメストア for Prime Videoでも良いでしょう。
ちなみすでにプライム会員であるという条件は絶対条件とします。（プライム会員に登録する予定があった場合は例外ですが）
- ドコモユーザー以外でクレカがなくて、デビットカードのみ持っている
- 多人数で同時刻に視聴する可能性が高い
- 支払い情報を選択できないと登録以前にお話にならないですからね。
>>30日間無料！dアニメストア for Prime Videoの登録画面
以上が本家とアマゾン版のdアニメストアの違いでした。
