dTVを解約後に請求されないための5つの心得
「dTVを解約したのに請求された」と聞けば、誰でも恐ろしくて登録なんてしたくありませんよね?
日々、膨大な情報が飛び交うインターネット上では、そのような噂がひとり歩きすることは日常茶飯事です。
いきなりですが、「dTVの解約をしっかりとしたのに料金が発生する」といったことはありません!!
以下をご覧ください。
考えられる2つの可能性
「dTVを解約後に料金が発生した」といった何ともおぞましい情報がネット上で書かれていることがあります。
実際にそのようなことがあり得るのかを考察し、紹介したいと思います。
dTVは悪徳業者?システムエラーなど
起こりえる可能性として、まず一つ目が、dTVの運営会社自体がお金を取ろうと故意に行っているか、もしくはシステムエラーによって解約が成立していない場合です。
しかし、その可能性はとても低いように思います。dTVは現在、NTTドコモの運営している動画配信サービスですが、日本でも有数の大手企業があえてそのようなことを故意に行うとも考えにくいです。
月額550円をあなたから奪うために、ユーザーの信用を失うようなことをすると思いますか?システムエラーが起こったとしても、大問題になることは容易に想像が付くかと思います。
利用者の認識の低さと勘違いによるもの
もう一つ考えられるのは、ユーザーの利用内容への認識、勘違いによるものです。どちらかと言えば、こちら可能性の方が高いように思えます。初めて利用するサービスで、はじめから全て把握しているという方が奇妙ですよね?
そこで、そうならないためにも、後者の場合における登録前に知っておきたい5つのことをまとめてみました。
おそらく、このブログを読んでいる方は、「無料期間内のみ利用して解約したい」という方が多いかと思いますので、以下の5つのポイントのみ理解して頂ければ、問題なく利用できるかと思います。参考までにご覧下さい!
解約したの請求される5つのパターン
以下の5つのポイントだけは、登録前に抑えてもらえれればと思います。
ここではどのように問題が起こるかを簡単に説明し対策方法に関して後の章ごとに解説しますので、それぞれ理解していない部分を深めて頂ければ良いかと思います。
dTVを利用するにあたって、料金が発生するものは2つのみです。見放題作品を視聴するのにかかる月額料金と、レンタル作品を視聴するのにかかる利用料金です。
dTVは、「見放題作品+レンタル作品」という料金形態となっており、無料お試し期間というものは、見放題作品の月額料金が期間内であればかからないというものです!!
つまり、レンタル作品を視聴した場合には、別途料金がかかります。
解約とは、見放題の解約であって、課金していた場合にはレンタル作品の料金の請求はしっかりと行われます!!
対策についてはこちら
動画配信サービスにおける締め日とは更新日の前日(無料期間中は終了する前日)のことを指します。
基本的に締め日の23時59分までに解約するかどうかで料金が発生するかが決まり、その日を1秒(翌日0時以降)でも超えたら料金が発生します。
TVの場合には無料期間中の締め日と、有料期間中の締め日が異なるのにごっちゃに理解している方多いように見えます。
対策についてはこちら
クレジットカードなどだと請求が発生(更新日)しても実際に支払うのが(支払い日)その日から1ヵ月後であることがほとんどです。
後払いだとわかっていも後から請求されるとビックリすることも多いかと思います。
対策についてはこちら
使用料は基本的にアカウントごとに管理されております。
一人の人間でも複数のアカウントを作ることができるので、2つのアカウントを登録した場合には2つの請求が発生します。
一つのアカウントを解約したところで、もう片方のアカウントも解約しない限り請求が止まることはありません。
対策についてはこちら
Twitterを拝見する限りこちらのミスが最も多く見受けれます。
dTVの解約手続きは他の動画配信サービスと比べやや長め。
解約途中で完了したと勘違いして解約できていないケースも多く見受けられます。
対策についてはこちら
登録前に知っておきたい5つの対策
ここからは、先ほど紹介した5つのトラブルを未然に防ぐための対策・知識を紹介したいと思います。
@レンタル作品への課金
・クレジットカード会社の締め日によっては、請求が遅れることもある
・そのため、身に覚えのない請求だと勘違いすることも
・レンタル作品は一目でわかるし、ボタンを誤って課金してしまうことはない
「レンタル作品への課金」をした場合には、解約後にも請求がしっかりと行われます。
特に支払い情報にクレジットカードを選択している場合には、カード会社の請求日によってタイムラグが大きく生じます。解約後にあまりに時間が経過しているため、身に覚えのない請求がきたと勘違いすることもありえるでしょう。
しかし、以下の理由より無意識のうちにレンタル作品に課金してしまうということはないかと思います。
見たい作品を一覧、検索窓を利用して調べた際に、見放題作品以外の作品つまり、レンタル作品に限っては「¥」のマークが必ず記載されております。
無料期間中に解約して、全てをタダで利用する場合には、この「¥」以外の作品のみ視聴すればお金がかかることはありません!!
レンタル作品を誤ってクリックしたとしても、突如課金してしまうということはありえないです。それはそこから長い工程を踏む必要があるので、ほとんどの場合課金する前にお金がかかると認識できると思います。以下よりクレジットカードでレンタルする場合の例を挙げてみます。
仮に先ほどのレンタル作品を誤ってクリックしたとしましょう。その後の画面の切り替えの工程は、
「画質の選択画面」→「支払い情報の選択画面」→「dアカウントへのログイン画面」→「クレカのセキュリティーコードの入力し、完了ボタンを押す画面」
レンタル作品がパッと見で分かる上、その後も支払いに関する画面が4つもあるので、間違って課金することは難しいとわかったかと思います。
A締め日を把握しよう
・無料会員と有料会員で締め日は異なる
・無料期間中の締め日は、登録から31日後
・有料会員は、月末が締め日
dTVの解約時のポイントとして重要なのが無料会員と有料会員で締め日・請求日が異なるという点です。
ここを理解していないと、締め日を過ぎても気づかず請求が発生するということになります。以下の二つのパターンを理解しておきましょう。
こちらシンプルでわかりやすいので、心配する必要がないかと思いますが簡単に説明したいと思います。
仮に1月15日にアカウントを作成して登録したとしましょう。dTVの無料期間は31日となっております。
例)1月15日に登録。2月15日が締め日となります。2月16日の0時に月額料金550円(税込)が発生するために、2月15日の23時59分までに解約すれば請求がくることはありません。
こちらの方が少しややこしいです。なぜならば、有料会員になった瞬間に月末が締め日となるからです。
先ほどの例をそのまま引き続き例としてあげるならば、2月15日に無料期間が終了して、2月16日に有料会員となったとしましょう。
例)2月15日に有料会員。締め日が2月28日となります。3月1日の0時になった瞬間に3月分の月額料金500円(税込)が発生します。
以降、4月分の料金が発生するのが4月1日の0時、5月分の料金が発生するのが5月1日0時と繰り返します。
おわかりいただけましたか?有料会員の方は、無料会員登録した日がそのまま料金発生日となるとは限らないというわけです。毎月1日が料金発生日となります。
つまり、有料会員の場合には、15日登録したから15日までに解約すれば良いというわけではないというわけです。
※補足
(毎週火曜 午後10時00分〜(翌日)午前7時)の間はシステムのメンテナンスのため、解約手続きができません。解約予定日に気を付けましょう。
B後払いの場合は気を付けよう
・後払いの場合だと、引き落としまでのタイムラグが大きい
・docomoユーザーの場合は、後払いとなる
前払いを意識していた場合には、実は後払いだった場合に「解約したのに請求がきた」なんて勘違いしてしまうこともあるでしょう。
dTVの場合には、前払いと後払いの両方があるので気を付けましょう。
- docomoユーザーの場合 後払い
- docomoユーザー以外の場合 前払い
4月1日に有料会員になったと仮定します。
後払い 例)4月1日〜4月31日までの料金は5月1日に請求されます
前払い 例)4月1日〜4月31日までの料金は4月1日に請求されます
dTVの場合には、ドコモユーザーは後払いなので、解約したのに請求がきた」といった錯覚を起こすこともあるかと思います。
Cアカウントの登録は一つで十分
・アカウントを複数作り、契約すると請求が二重にくる
・視聴するデバイスを変える場合にも、デバイスごとに登録する必要はない
dTVの登録において支払い情報を管理しているのは、アカウント情報です。
dTVに登録する場合には、ドコモの運営しているdアカウントというものを作る必要がありますが、このdアカウントは誰でも無料で発行でき、メールアドレスとパスワードさえあればいくつでも作ることができます。
つまり、ひとりの人間が複数のアカウントで複数の契約ができるというわけです。わざわざそんな面倒なことをして支払いを増やすことはしないかと思いますが、以下の勘違いによって複数の請求が発生してしまったということもあり得るので紹介したいと思います。
dTVで動画視聴するのに、スマホ、パソコン、タブレットを使用するかと思います。
実際には一つのデバイスで一度登録さえすれば、同じアカウントIDとパスワードを入力すれば、登録時に使用したデバイス以外でもログインができ、視聴することが可能です。
しかし、デバイスごとに登録が必要かと勘違いしてしまうと、アカウントをいくつか作り登録すると複数の請求が発生してしまいます。
D解約はしっかりと完了させよう
・解約は、基本的にウェブ上で行うことが多い
・最後までしっかりと解約手続きをしましょう
・最悪、解約が完了できたかを確認できる
解約途中で終わってしまっている場合もあります。もちろん解約が完了していないので、解約後に請求が発生しても致し方ないです。
解約方法は簡単なのでここではシンプルに解説し、解約時に気を付けるポイントについて説明しようと思います。
普段からdTVをアプリで利用している方に多い間違えですが、アプリを削除しただけでは、dTVの解約したことにはなりません!!
androidスマホの場合には、アプリ上より解約することが可能ですが、iPhoneをご利用の方はアプリ上より解約することができません。
dTVの解約手順は、少し長めです。手順通り行えば特に問題ないですが、退会完了の文字がでるまで全て終わらせる必要があります。
なお、パソコンとスマホでの解約手順の違いは、はじめの「メニュー」をタップするかどうか以外には変わりません。スマホ版の解約手続きをサラっと書こうと思います。
dTVにログイン→「メニュー」→「アカウント」→「退会」→「利用規約に同意し、解約する」
ここまでが第一段階です。「利用規約に同意し、解約する」を見た瞬間に解約が完了したと勘違いしないようにしましょう。
第二段階からは、ドコモのウェブサイトへ飛ばされます。dアカウントはドコモが管理しているものなので、ここでドコモのウェブサイトに飛ばされるというわけです!!
「dTVの注意事項」→「同意する」にチェック→「次へ」→「次へ」→「手続きを完了する」
ここまで行えば解約はバッチリです。
解約できたか確実に確認する方法
上記の「手続きを完了する」までいけばほぼ問題はありませんが、念のために確認する方が2つあります。
@メールで確認
解約後にはドコモより登録したアドレスに、「お手続きを承りました」というメールがくるのでこちらを確認しておけば良いでしょう。
A契約状況で確認
ウェブ上のdTV公式サイトより「メニュー」→「契約状態/ご利用履歴」と押して、”現在見登録のdアカウントです”と出れば、そのアカウントでの解約は完了しています。
dTVを解約したのに請求 まとめ
無料期間内に解約しても、課金していた場合には請求はくる
無料会員と有料会員で締め日が異なる
docomoユーザーとそれ以外で、請求日が異なる
アカウントごとに料金が発生する
解約がしっかりと完了させる必要がある
「解約したのに請求がくる」としたら上記の内容を理解していない可能性があります。
私の思いつく限りを書きだしましたので、それ以外に料金が発生する可能性はないかと思います!!
むしろ、しっかりと利用すれば特に問題が発生することはないかと思いますので、こちらでスッキリされた方は、無料でまずは利用してみると良いかと思います。
31日間のみ利用して解約するのは、ズルいと思う方もいるかもしれませんが、みんなやっていることですし、規約違反でもありません!!
存分に楽しんで今後必要だと感じたら継続し、必要ないと感じ解約すれば1円もかからないで済むのでリスク0ですね。
ただし、dTVの公式サイトでは、無料期間を予告なく終了しますと書かれているので、もしかしたらいつかなくなることも想定されます。
公式サイトで無料期間中と書かれていることをご確認下さい!!
以上で解説を終わります。