動画配信サービスのデビットカードの利用について
人気のVODサービス(動画配信サービス)を利用する際にデビットカードを利用したいという声がたくさんあります。
クレジットカードを持たない現金主義の人にとっては、デビットカードはなかなか貴重な決済方法です。
そこで、比較的有名な動画配信サービス12社とデビットカード発行元である銀行等に電話で問い合わせて、「デビットカードで登録ができるのかどうか」を調査しましたので、参考までにご覧ください。
デビットカードでの登録が公認されているかどうか
まずはじめにお伝えしたいことは、「使えるのか使えないのかを調査する時間があるのなら一度登録してみる。」ということです。その理由について以下の内容をみればわかるかと思います。
電話でお問い合わせする前に公式サイトでデビットカードの利用が公認されているかどうかについて調べましたので、一度確認しておきましょう。
VODサービス会社 | デビットカードの利用 |
---|---|
Hulu | △VISA(楽天銀行/スルガ銀行/りそな銀行/ジャパンネット銀行/三菱UFJ銀行/ソニー銀行) |
U-NEXT | × |
Amazonプライム | 〇 |
dTV | × |
dアニメストア | × |
Netfli | 〇 |
DAZN | 〇 |
Paravi | × |
TELASA (旧名ビデオパス) | 〇 |
ビデオマーケット | VISA、JCB |
TSUTAYA TV | × |
FODプレミアム | × |
公式サイトに書かれている内容では、上記のようになりました。
しかし、ここで問題なのがデビットカードとクレジットカードを分けずに記載していることもあるということです。
クレジットカードがOK=デビットカードもOKという意味合いで記載されているVODサービスもあるので、必ずしもデビットカードが利用できないというわけではないので気を付けましょう。
電話で問い合わせまくった
さらに深く掘り下げますと、公式サイトに記載がない場合においても登録ができてしまうというケースがあります。
これは、犯罪でも裏技的なものでもありません。システム上そうなっているだけです。そこで、各VODサービスに本当に利用できないか電話をかけまってみました!!
一部公認のため電話せず。
非公認だが一部は使える場合もある。使えるデビットカードに関してはわからないと回答された。試してみて下さいと言われた。
全て使えると言われた
非公認だが一度登録画面で番号を打って、エラーするか試してみてと言われた
公認のため電話せず。
公認のため電話せず。
繋がらなかった
繋がらなかった
繋がらなかった
V一部のVISAデビットは利用可能。
公認のため電話せず。
電話で問い合わせてわかったこと
- VOD管理会社側ではどのデビットカードが利用できるのかわからない
- 発行元である銀行でも利用できるか教えてもらえない場合もある
- デビットカードでの契約は登録画面で試せの一点張り
とりあえず、問い合わせで聞いてみましたが、動画配信サービス側に聞いてもわからないと言われます。
また、デビットカードの発行元である銀行へ問い合わせてもわからないというケースもありました。
つまり、電話で聞いてもたらい回しにされるだけで全く教えてもらえない場合があるということです。
どこの動画配信サービス会社も口を揃えて言うのが、”登録画面で入力してはじかれるかで判断してください”です。
利用できるデビットカードかどうか
利用できるデビットカードかどうかは、以下の2つの点のみ抑えれば大丈夫です。
電話で問い合わせた結果、公式サイトに公式に書かれていない場合においても登録ができる場合があります。
システム上、デビットカードはクレジットカードと同じと認識される場合があり、管理会社でも通るかどうか把握できていない場合があるようです。
面倒ではありますが、とりあえず登録画面で試すのが最も手っ取り早いでしょう!!
こちらは、根本的な問題なので必須となります。
デビットカードには2種類あり、月額料金制のサービスに対応している物としていない物があるようです。
そもそもが月額料金制のサービスに対応していないデビットカードの場合には、登録画面で入力してもはじかれるだけなのでしっかりと確認しておきましょう。
確認方法は3つあり
- デビットカードが届いた時の資料を見る
- 発行元(銀行)のホームページで確認
- 発行元(銀行)に問い合わせて聞いてみる
一応有名なデビットカードで月額料金制のサービスに対応している物を調べてみました。
月額料金に対応しているデビットカード一覧
発行元 | カード名 |
---|---|
楽天銀行 |
楽天銀行デビットカード(JCB) |
GMOあおぞらネット銀行 | Visaデビット付キャッシュカード |
ジャパンネット銀行 |
ジャパンネット銀行デビットカード |
スルガ銀行 | スルガ銀行デビット |
イオン銀行 | イオン銀行VISAデビット |
三菱UFJ銀行 | 三菱UFJ-VISAデビット |
セブン銀行 | セブン銀行デビットカード |
住信SBIネット銀行 | 住信SBIネット銀行デビットカード |
ソニー銀行 | ソニー銀行デビットカード(Sony Bank WALLET) |
三井住友銀行 | SMBCデビット |
りそな銀行 | りそな銀行デビット |
みずほ銀行 | みずほ銀行デビット |
※あくまで有名どころのみ調査しました。載せていないカードでも利用できる場合はあります。
ハジかれるかで判断していいの?
先ほどから何度も「登録画面でハジかれるかどうかで判断する」と言っていますが、実際にこのようにしても良いのか不安かと思います。
結論から申し上げますと、登録画面に打ち込んでも特に問題はなさそうです。
登録画面でエラーが発生しても大丈夫?
理由は以下の2つから判断しました。
VODのお問い合わせセンター、デビットカードの発行元である銀行ともに「登録画面で打ち込んエラーがでるか判断してくれ」といった意見ばかりです。
VODサービス会社に聞くと「カード会社に電話してくれ」、銀行に聞くと「VODサービス会社に電話をしてくれ」とたらい回しにされるので、電話でわざわざ問い合わせる意味があまりないかと思います。
実際にいくつかのVODサービスの提供元に「公認はされていませんが、デビットカードの利用は規約違反や罰則はないのか?」と聞きました。
曖昧な反応で「できればクレジットカードで登録した方が良いです」としか回答されませんでした。
ニュアンス的には、「クレジットカードの方が好ましいがデビットカードでも可能である」といった感じです。規約違反にはならない感じです。
ここからは推測ですが、おそらくデビットカードの場合は預金残高より月額料金が引かれるため、残高が少ない場合に料金の回収がしずらいからだと思います。
残高確認だけ忘れずに
デビットカードの残高が月額料金分ない場合には、登録画面ではじかれる可能性があります。
また、そのまま継続的に利用した場合に残高が減って、残高不足になった場合には自動的に解約される可能性もあります。
余裕を持って預金しておくか、こまめに残高確認はしておきましょう。とはいえ、動画配信サービスの料金は月額500円〜2000円ほどなのでそれほど困ることもないかと思います。
特に罰則などはなさそうですが、何度も行うとアカウントが利用できなくなる場合も想定できるので気を付けましょう。
登録画面で打ち込んでみよう
実際に登録画面で打ち込んでみましょう。
エラーが発生すれば利用できないデビットカードもしくは、預金残高が足り場合です。
デビットカードでの登録の場合、通常通り公式サイトの登録画面よりアカウントを作成していきます。
支払い情報の入力画面までいき、ここでクレジットカードを選択します。(デビットカードの場合でもクレジットカードに入力するケースが多いです。)
クレジットカードと同様にカード番号、有効期限、カード裏のセキュリティコードを入力すれば大丈夫でしょう。
間接的なデビットカード払い
デビットカード払いができないVODサービスでも、iTunes決済→デビットカード払いといった具合に間接的にデビットカードで支払うことも可能です。
以下にまとめておきました。
支払い情報にiTunes決済を選択。Apple IDに登録している支払い方法をデビットカードに設定しておけば、間接的ではありますがデビットカードでの支払いが可能となります。
iTunes決済を選択できるVOD
- Hulu
- U-NEXT
- DAZN
- Paravi
- FODプレミアム
コンビニなどで手軽に買えるギフトカードを発行しているVODの場合は、支払い方法をギフトカードに設定、コンビニでデビットカード払いをすればOKです。
ギフトカードを選択できるVOD
- Huluチケット
- U-NEXTカード
- Amazonギフト券
- Netflixプリペイド・ギフトカード
- DAZNチケット
ぶっちゃけデビットカードのポイント稼ぎ以外の場合には、そのままギフトカードで登録した方が早いかと思います。
以上が動画配信サービスにおけるデビットカードでの登録に関してでした。