dアニメストアで二重請求される3つの例
アニメ作品の配信数ナンバー1の動画配信サービスと言えばdアニメストア。
無料体験がひと月分あり、解約すれば負担額0円とかなり便利なサービスですが、登録と解約に関してしっかりと理解していないと”二重請求”が発生してしまうことも。
今回はそんな二重請求が起こりえるであろう3パターンを解説したいと思います。
@dアニメストアとプライム版dアニメストア
まず、dアニメストアには「本元のdアニメストア」とAmazonプライムビデオ内の有料チャンネルである「dアニメストア for Prime Video」の2つが存在します。
Amazonプライムビデオ内で一部のアニメを見ようとした時に、登録を求められるやつのことです。
プライムビデオ内で視聴するdアニメストアのことを「dアニメストア for Prime Video」と言います。
ここで、よく起こる勘違いが本元であるdアニメストアとプライムビデオ内のdアニメストア(dアニメストア for Prime Video)が同じサービスだと思っているパターンです。
配信作品はほぼ同じですが契約は別々となります。
よって以下のことを勘違いして二重請求される可能性があります。それぞれの登録ページはこのようになります。
片方と契約すればどちらでも見れると勘違い
ヤフー知恵袋などを見ていると本元のdアニメストアとプライム版のdアニメストアの区別が付いていない人が非常に多く見られます。
- 「dアニメストアに登録したけど、プライムビデオで見れない」
- 「dアニメストア for Prime Videoに登録したけど、dアニメストアのアプリを開いても見れない」
と勘違いされている方がたくさんいました。
本元でdアニメストアで登録後にプライムビデオ内のdアニメストアを視聴しようとすると、違うサービスなので新規会員を求められます。
「登録したはずなのになぁ〜」と新たに新規登録すると別々で料金が発生し二重請求が発生します。
対策と提案
それぞれ別のサービスなので、以下のようにすれば何も問題ありません!!
プライム版dアニメストアで登録→プライムビデオ内で視聴→プライム版dアニメストアで解約
上記のように使えばOK。
なお、プライム版dアニメストア以外にもdアニメストアニコニコ支店というサービスもあり、こちらも別のサービスなので気を付けましょう。
A解約せずに携帯を機種変更した
dアニメストアの解約を行わずに携帯電話の機種変更を行った場合に起きるトラブルです。
携帯を機種変更したからといって解約されるわけではありません。
新しい携帯電話で再度登録
dアニメストアに登録する際にはドコモの提供している”dアカウント”というものを作成しなければなりません。(登録画面で勝手に作成されます)
このdアカウントとは、メールアドレス、パスワード、支払い情報の3つを登録しておくだけで決済手段として利用できるというもの。利用時にはメールアドレスとパスワードだけで簡単にログインできます。
このアカウント自体はドコモの管理下で保管されており、携帯電話を機種変更したからといって削除されるわけではありません。つまり、登録したdアカウントには請求がずっと発生します。
勘違いをして、新たにdアカウントを作成→dアニメストアに新規登録した場合には、元のdアカウントと新規で作ったdアカウントに同時に請求が発生します。
対策と提案
継続するなら同じアカウントIDでログイン
上記の二つを守れば特に問題なく利用できるでしょう。
紛失等で機種変更した場合、前のメールアドレス(アカウントID)を忘れてしまうこともあるかと思います。
dアニメストアを解約していない以上、dアカウントに登録しておいた支払い方法へ請求はもちろんきます。
- ログイン画面で何度か試してみる
- ウェブもしくは電話で問い合わせる
上記の二つの方法で大丈夫でしょう。ドコモのdアカウントを忘れた場合の対処についてこちらで詳しく書かれております。
ドコモ dアカウント公式ページ
電話で問い合わせしたい場合には以下に電話して聞いてみましょう。
ドコモ 151(無料)
一般電話 0120-800-000
午前9時〜午後8時(年中無休)
Bデバイスごとに登録している
スマホやパソコンに詳しい人はこちらの勘違いを起こすことはあまりありませんが、あまり詳しくない方だと起こりえるトラブルです。
動画配信サービスは、スマホで視聴する場合やパソコンで視聴する場合など様々な見方があります。
しかし、こうしたネット上の月額制サービスは視聴デバイスごとに登録する必要はありません。
ログイン画面で登録したアカウントのIDとパスワードを入力すればどのデバイスからでも視聴できます。
デバイスを変えるたびに登録した場合
先ほども言ったように月額制サービスの契約の有無はアカウントごとに管理されております。
そのそのアカウントに紐づけられた支払い情報へ請求が発生します。
アカウントは一人一つというわけではなく複数作成できるようになっているため、一人の人間が同じサービスに二重登録することも可能です。
デバイスごとに契約しない視聴できないと勘違いしてしまい、普段視聴しているデバイス以外で再度、別アカウントを作成し登録してしまうと二重で請求が発生します。
同一メールアドレスではアカウントは作成できませんが、パソコン、スマホそれぞれ特定のメールアドレスを所持している場合などにはメールアドレスが異なるため、それぞれ登録してしまうといった間違いを犯すこともあるかと思います。
対策と提案
スマホで登録して普段スマホで視聴している人がパソコンで見る際には気を付けましょう。スマホ用のメールアドレスとパソコン用のメールアドレスが違う場合もあるかもしれません。
しっかりとスマホで契約した際に登録したアカウントIDでログインを行えば、パソコンでも視聴することが可能です。
アカウントごとに請求が発生する
ここまでの総括をするとすれば、兎にも角にも請求が発生するのはアカウントごとに対してであるということに尽きます。
例)
アカウントAで契約→アカウントAに請求発生(アカウントA作成時に登録した支払い情報へ請求)
アカウントBで契約→アカウントBに請求発生(アカウントB作成時に登録した支払い情報へ請求)
アカウントの作成は一人ひとつというわけではないので、複数アカウント作ることも可能です。
本来アカウントはメールアドレスとパスワードで管理されているので、同一メールアドレスと同一パスワードでは作成することはないかと思います。
しかし、デバイスを変えたり、家族で利用していたり様々な状況において、複数個のメールアドレスやパスワードを所持している場合もあるため、勘違いでアカウントを2つ作ってしまうこともあるでしょう。こうした場合に、二重請求が発生するわけです。
例)
アカウントAでログイン→アカウントAで解約
アカウントBでログイン→アカウントBで解約
言い換えれば、契約とはアカウントという紐をつなぎ合わせる作業。
解約とはアカウントという紐を切ってあげる作業。
アカウントという紐が2つ繋がっていたら二重請求になるのもうなづけるかと思います。
dアカウントの契約状況を確認しよう
上記を理解した上で、アカウントごとの契約状況を確認しましょう。とにかく心当たりのあるアカウントはすべて試してみましょう。
メールアドレス、パスワードを忘れた方はこちらへ。
必ず、契約したであろうアカウントでログインしましょう。
「会員情報の登録・編集をする」をタップ
少し下までスクロール。サービス横の「確認」をタップ
少し下までスクロール。dアニメストアの箇所が「未契約」になっていればそのアカウントでの料金は発生していません。
再度、心当たりのあるアカウントでログインし、同じ作業をして確認しましょう。
まとめ
- dアニメストアとdアニメストア for Prime Videoは違うサービス
- 携帯を変えても解約していなければ料金は発生し続ける
- 一つのアカウントでデバイスごとに視聴可能
- 兎にも角にもアカウントごとの契約である
よくある勘違いをまとめてみましたが、心あたりのある方は今すぐに解約を行いましょう。
使っていないのに料金が発生してしまったら大変ですからね。
↓本元のdアニメストア↓
↓プライム版↓
>>30日間無料!dアニメストア for Prime Videoの登録画面
以上がdアニメストアの二重請求に関するよくある3つ例でした。